漢詩 竹田城 

竹田城(虎臥城)偶感 

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               ( 何れもの写真も画面上クリックすると写真が拡大出来ます。)

            竹田城跡 前方は竹田の町並(本丸跡から望む)

兵庫県北部、但馬の国、竹田 (現、朝来市和田山町竹田) の円山川沿に「竹田城」があります。 川面から標高350メートル余りの虎臥山に聳える古城は「天空の城」、又城郭の縄張りが、虎の臥す形から別名「虎臥城」とも称されています。    この城は応仁の乱で有名な山名持豊(宗全)が築城しましたが、その後 度重なる戦乱により落城し、現在は茨の雑草に埋もれた累々たる櫓石垣だけの城跡です。しかし楼閣が無いのが返って苔むした石垣をクローズアップさせ、往時の治乱興亡を連想させる素晴らしい山城です。   本丸址に登り当時の余韻を感じつつ、、、、

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               本丸跡 遠望   

虎臥城偶感

聳立天空上古城     天空に 聳立す古城に上(ノボレ)ば
往時塁石没榛荊     往時の累石は榛荊(シンケイ)に没す
英雄覇業興亡址     英雄 覇業の 興亡址
虎臥山寥傷客情     虎臥山は寥(リョウ)として、客、情を傷しむ     

天空高く聳え立つ古城(竹田城)に登れば、                  
(楼閣は落城し今は無く)往時の塁塁たる石垣が青々とした茨の雑草に埋もれる。
英雄、(山名持豊)の天下支配の興亡の址、
虎臥山の古跡に立てば(過ぎ去った治乱興亡を思い)空しく心の傷みを感じる。

 古城:竹田城(別名、虎臥城の名で呼ばれる) 
  榛荊:茨の草      英雄 :山名持豊(宗全)
  虎臥山 :竹田城跡の山

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                      本丸え伸びる石段

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              茨の草に覆われる塁々たる櫓石垣

           

             

         

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漢詩  泰山

  泰山偶感

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          霊嶽 泰山の全貌 (麓の泰安市から望む)

中国山東省の泰山は、古くは 岱宗とも呼ばれて「五嶽独尊」と称され、中国の有名な五嶽の中で最も尊く、御霊多き霊嶽として、千古の昔から崇められるています。古くは秦の始皇帝、唐の玄宗皇帝等、歴代皇帝が封禅の儀式の時に祀った碑文が今なお残っています。又現在も人々がお供え物を背負って「蟻の熊野詣」の様に急勾配の石道を延々と登る姿、線香の煙濛々と絶えない祠、数々の磨崖碑文を見て、中国人が泰山に抱く思いに改めて感動しました。頂上に登り、「斉」、「魯」の国に果てしなく連なる山並みを望みながら、 杜甫が「望嶽」の詩で「一覧衆山小」と泰山を称えるいますが、将に詩の通り泰山の素晴らしさを感じました。

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    延々と頂上に伸びる登山道       秦の始皇帝の 「無字碑文」   

  登岱宗霊嶽

岱宗霊嶽白雲前       岱宗の霊嶽は白雲前、
斉魯茫茫翠嶂連      斉、魯 茫茫として翠嶂連なる 。
帝作封禅祀碑誌    帝は封禅を作(な)して 碑誌を祀り、
民祈安泰飃香煙       民は安泰を祈りて香煙を飃(あげ)る。

御霊多き岱宗(泰山)は白雲たなびく雲海に浮かび
(頂に登れば)、 斉の国、魯の国まで果てしなく、青き山並みが連なる。  
(この霊山は古きは)歴代皇帝が封禅の儀式に碑誌(摩崖碑文)を祀り、
衆民は世の安泰を願って参拝が絶えず、祠には香の煙が絶える事無く立ち上る。

岱宗:泰山(中国山東省の山)     霊嶽:御霊多き山     斉、魯:戦国時代の国名
茫茫:広々と果てし無い     封禅 :天子の行う祭り    碑誌 :磨崖碑文

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唐の玄宗皇帝の磨崖碑文(右側)           頂上から斉の山並みを望む

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漢詩 自然詩  梅天閑詠

梅雨の山郷

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           梅天の三岳山

故郷、大江町には(現福知山市大江町)千丈嶽を中心として周囲に美しい山々(大江山連山)が連なっています。これらの山山は春夏秋冬それぞれ違った美しい彩りを添えますが,梅雨の紫陽花の花咲く頃の烟雨に煙る三岳山の姿も、心が和む山里ならではの素晴らしい景色です。

    題   梅天閑詠   

宿雨山郷濛鎖空        宿雨山郷 濛として空を鎖ざし。
西望三嶽暗雲中        西のかた 三嶽を望めば 暗雲の中。
紫陽花発纔忘鬱         紫陽花発いて纔(わずか)に鬱(うつ)を忘れ           
閑座煎茶田舎翁           閑座して茶を煎る田舎翁。

< 夜来の雨で山郷は濛々と煙霧に煙り。遠く西の彼方には三嶽の山山が暗雲に浮かんでいる。
(軒先)に咲く、清楚な紫陽花の姿にしばし鬱を忘れて。     庵では、この素晴らしい梅天の 光景を眺めつつ、 翁が閑かに茶を楽しんでいる。>

宿雨 :昨夜からの雨    三嶽: 山の名(三岳山)     閑座 :閑かにす坐る            

煎茶:  お茶を楽しむ

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                             雨後の紫陽花                                 

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漢詩 思念の詩

沈園を訪ねて

                                 
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     「釵頭鳳」 陸游 の詩                「釵頭鳳」  唐婉の詩

中国、南宋時代の詩人「陸游」は当時北方民族(金)からの侵攻に対して朝廷の軟弱な対応を強く非難した愛国詩人ですが、かたや別れた妻を生涯忘れることが出来ず、妻を想う数々の詩を残した心優しい詩人でも有名です。    その 陸游の故郷、江南地方の紹興 (越の都で紹興酒の産地) に「沈園」 とゆう美しい庭園が有ります。 2年前にその沈園を訪れ、庭園に並び立つ「釵頭鳳」の詩碑に何故か大変感動iしました。  この「釵頭鳳」は私が漢詩を始める動機付けの一つに成った詩でもあります。   陸游については沢山の本が出ていますので省略しますが、20才で唐婉と結婚し、睦まじく愛に満ちた仲でした。しかし姑の邪推により折り合い悪く、姑の意向は絶対的だった当時、結局離縁させられます。数年後 陸游はこの沈園で別れた妻 唐婉と偶然にも再会し、想いを綴った詩がこの   「釵頭鳳」です。やがて唐婉も応えて、全く同形式の相思の詩を陸游に届けます。唐婉は病弱で若くして生涯を閉じましたが、陸游は唐婉を恋偲びつつ85才の生涯を閉じます。
陸游の詩 「錯、錯、錯」「莫、莫、莫」  唐婉の詩 「難、難、難」「瞞、瞞、瞞、」の何れの結句も何とも言えない余韻を感じ、私も二人の心の内を思いつつ創りました。

訪沈園有感

池畔桃花映碧波                  池畔の桃花、碧波に映じ。
沈園雙建感傷歌                  沈園に双び建つ感傷の歌。
涙痕深刻釵頭鳳                  涙痕、深く刻む、釵頭鳳。
唐婉悲愁可奈何                  唐婉の悲愁、奈何かすべき。

<(庭園の)池のほとりに咲く桃の花が、美しい碧く澄んだ水に映り。
  沈園の庭園に(陸游 唐婉の)悲しい詩が並び建っている。
  涙の痕、深く刻む「釵頭鳳」の詩を詠めば。
  唐婉の愁い悲しみはどうすることも出来なかっただろうと想いが過ぎる。 >

涙痕  : 涙の痕      沈園(シンエン) : 紹興に在る沈氏の庭園                  釵頭鳳 : (鳳のかんざし) 陸游 唐婉の相思の詩  
可奈何 (イカンカスベキ):  どうにもしょうが無い(どうする事も出来ない)

        沈園の庭園に立つ「詩境」の碑

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漢詩 懐古の詩

吉野山に遊ぶ

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              桜花爛漫

「荒城の月」の詩に有りますが荒れ果てた城に散る桜吹雪は日本文化の象徴の春景色です。
「一目千本、吉野の桜」も日本の櫻の名所として余りにも有名です。その吉野の桜には城ではなく、やはり南朝は後醍醐天皇ゆかりの如意輪寺でなければ似合いません。
何れも桜花爛漫の華やかさと裏腹に、花の散り際の潔さが、世の盛衰を想い起こさせるからではないでしょうか。 吉野に遊び、崩れた土塀、境内の池に散る桜を見ながら往時を偲びつつ、、

      題   春日遊吉野山 

靄靄芳山彩淡紅。             靄靄たる芳山は、淡紅に彩られ。
賞櫻傍谷訪禅宮。          櫻を賞し、谷に傍う禅宮を訪れる。
渓泉冷處花将散。          渓泉、冷やかな處、花将に散らんとし。
荒蘚頽垣古殿空。           荒蘚,頽垣の古殿は空し。
  
  <春の靄たなびく吉野は全山淡紅(櫻)に彩られ。桜を愛で谷ぞいの禅宮を訪れる。
   渓水、清よく冷やかな処(境内の池)に、今にも花が散らんとし(浮かび)。
   荒れ果て苔むす、頽れ落ちてた土塀の古殿は空しい。(南朝の往時を偲ばせる)
                                                                            
    芳山: 吉野山  淡紅 : 淡い紅(櫻色)     渓泉冷處:  冷たく清らかな境内の池

  荒蘚頽垣: 荒れ苔むす崩れた土塀

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          土塀沿いの櫻(染井吉野)

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漢詩 自然詩 春景色

 春の景色 

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                 奈良公園浮見堂の櫻と三笠山                      
                                             
  
陽春の弥生、 満開の桜の下、何処もかしこも花見客が宴を開いて歓声が響きます。野辺の小道には蝶が舞い、蜂が花を求めて飛び回る。遙か野山は一面霞たなびくのどかな春景色。幼い頃見た故郷の桜の美しさは、瞼に焼き付き忘れることが出来ません。
                                                                                       
     題  春日郊行                         

 櫻花爛漫画橋傍    櫻花爛漫、画橋の傍ら。 

 旧誼親朋酔艶陽   旧誼、親朋艶陽に酔う。

 舞蝶飛蜂春色遍   舞蝶、飛蜂、春色遍し。 

 山川十里採霞揚    山川十里、採霞揚る。   

     
    

<見渡す限り満開の桜、桜、、、絵にかいた様な美しい橋の傍らの桜の下。
 昔馴染み、親しい友達が宴を開いて酔いしれる。  辺りは蝶が舞い、蜂が飛び廻り、
 遙か野山や川面も一面霞たなびく今たけなわの春景色。>

 画橋 :美しい橋    旧誼、親朋 :昔馴染み、親しい朋

 艶陽 :華やかな春の季節   春色遍 :見渡す限りの春景色

 十里 :何処までも   採霞 :美しい春霞

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        満開の染吉野(京都府八幡市背割り公園)

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漢詩 南都の春 

花咲く奈良郊外に遊ぶ

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  春霞に煙る東大寺大仏殿と興福寺五重の塔の遠望 

奈良東大寺二月堂の「お水取」が終わると、南都には春が訪れます。
今年もお水取りと共に斑鳩の野道にはたんぽぽが一輪顔を出し、畑の菜の花が春風にそよぎ、民家の庭先の木木には、桃、梨、色とりどりの花が咲きはじめました。

遠くを望めば春霞に煙る高楼、歴史の重みを感じる素晴らしい春の景色が、訪れる観光客の心を和ませてくれます。

    花時遊奈良郭外

   
芳草青青度恵風    芳草、青青として恵風度る。

桃紅梨白百花叢   桃紅、梨白、百花叢し。

南都郭外賞春好    南都の郭外は春を賞するに好し。

遙望高楼淡靄中    遙に望む高楼は淡靄の中。

<道端の若草が青々と茂り春風になびく。 

民家の庭先には紅い桃、白い梨の花が咲き乱れ。

南都、奈良郊外の美しい春景色は観光には素晴らしい処。

ふと前方を見ると遙か靄の中には五重の塔が微かに浮かんで見える。

(道行く観光客はこの素晴らしい古都の風情に魅了される。)>

  芳草:芳しい若草   南都:奈良    郭外:郊外     淡靄:春かすみ

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       斑鳩 「法輪寺」  ( スケッチ )

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       斑鳩の菜の花畑と 「発起寺」                

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漢詩  梅渓に遊ぶ

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 根雪も解けてもうすぐ春です (福知山市雲原、早春2月山里の雪景色)

  

早春、二月四日は字の通り季節を分ける「節分」 山里では「立春」とは名ばかり、渓川の雪解け水はまだ冷たく、吹く風も頬を刺します。
しかし日差しは日毎に暖かくなり根雪が漸く解け初め、蕗の薹も顔を出し、梅の蕾もふくらみ一輪咲き始めました。
奈良市の梅の名所「月ヶ瀬梅渓」も三月になれば多くの観梅客が訪れまが、早春二月は平地の梅林と違い、まだちらほら咲き、、、、しかし梅の香りに誘われて梢では春の訪れを伝えて、鶯が「ホウホケキョ」と一声歌います。
  
       題  遊梅渓       

渓擁梅林残雪晴。       渓は梅林を擁して  残雪晴る。 
水温氷解草初萌。      水温るみ 氷は解けて 草初めて萌る。  
数枝花發横斜好。      数枝花發ひらく 横斜好し。
黄鳥傳春放一声。      黄鳥春を傳えて 一声を放つ。

<渓一面の梅林も、春の日差しに雪が解け始め。水は温み、氷は解けて野の草も漸く萌え始める。  一輪咲き始めた梅の枝は美しく。  梢の鶯が春を告げて一声を放つ。>

花発  :花開く     横斜好 :梅の枝が美しい         黄鳥 :鶯

   蕾ふくらむ 白梅  紅梅   (2月の月ヶ瀬梅林で)

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漢詩 新春の夜の雪景色 

 夜の雪景色 
                                          
新雪は美しく、清らかさを感じます。しかし同じ雪景色でも時と場所によって随分感じが違います。朝から降りしきる雪は堆く積もり竹の枝も今にも折れんばかりの一面銀世界。  夜には漸く雪も止み、雲間からさす月光に照らされ、簾越に見る庭は凍てつく冷気に包まれ一層明るく、木の枝は青白く輝く雪の花盛り。奥深い新春の夜の雪景色

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    山郷の雪景色(大江町小原田)

 題   夜 雪                           

銀沙三尺玉臺成   銀沙三尺玉臺と成し。

屋外時聴竹折聲    屋外時に聴く竹折の聲びき。

樹照月光六花發   樹は月光に照らされて六花を發き。 

幽庭夜雪隔簾明     幽庭の夜雪、簾を隔て明るし。   

              
                                                                    
< 降りしきる雪は三尺もうずたかく積もり。 竹林も雪の重みで時に折れる響きが聞こえる(銀世界)。
月光に照らされた枝の雪は満開の花盛り。静かな庭の夜の雪景色は簾越しに昼の様に明るく幽玄の様相  >                                              銀沙: 雪   三尺: 沢山の形容  玉臺成: 玉坐(台)の様に高く積もる         六花: 雪の花     幽庭:閑かで奥深い庭

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漢詩 新春の朝

明けましておめでとう御座います今年も宜しく御願い申し上げます。

新 春          

年の初め元旦の朝は特に寿賀すがしく、周りの景色が何時もと同じでありながらも、どこか違って見える様に感じられるのは昔も今も変わりません。朝日の輝き、梅の香り、昨日の朝と違います。今年も毎朝こんな新鮮な気分で元気に過ごしたいと祈りつつ、、、、、

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            故郷大江山連峰の新雪

 題  新年作 

                     
歳朝雪霽放輝光    歳朝の雪は霽れ輝光を放ち。 

居作仙郷一草堂     居い作す仙郷の一草堂。 

如画横斜今正發    画の如き横斜、 今正に發かんとし。

春風門外早梅香     春風の門外は早や梅の香。

                     
       <元旦の朝、雪もやみ輝かしい初日出。山里の粗末な庵で寿賀すがしい新春を  迎える。絵に描いた様な美しい梅の枝には早、花が咲き始め。春風が芳しい梅の香りを運んでくれる初春の朝景色> 

 雪霽 :雪が晴れ  草堂 : 粗末な家   

 横斜 :斜めに横たはる(梅の枝の形容) 

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