写真 紅葉の古寺めぐり 6 芳徳寺
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紅葉の古寺を訪ねて
今月は漢詩を休み趣を変えて、12月初旬に奈良近郊の紅葉の名所を訪ねた時撮った写真を「紅葉の古寺めぐり」と題して掲載致します。今年は11月初旬、急に冷え込み「紅葉の色づきも美しい」との報道もありましたので、期待しましたが、少し時期が遅かったのでしょうか、思うような写真は撮れず残念でした。
一 室生寺
清流の室生川に架かる太鼓橋を渡るとそこは平安仏教の美術の宝庫「女人高野」と親しまれています「室生寺」の幽深の世界です。奥の院に通じる石段を登れば鬱蒼とした杉の大木の中に佇む「五重の塔」は国宝で、その優美な姿は余りにも有名です。
春の「石楠花」と共に秋の「紅葉」は特に素晴らしく、山紫水明の室生の里を錦に彩ります。
室生川に架かる太鼓橋と室生山
山門と楓の紅葉
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紅葉の茶席
今年は源氏物語千年記の記念の年で、京都、宇治では、源氏物語ゆかりの色々な記念行事が行われた様です。たまたま茶処宇治に在る「黄檗山万福寺」(唐様式の大伽藍で有名な寺院)にスケッチに行った時、源氏物語の行事とは関係ないかも知れませんが、広大な境内のあちこちで茶会が開かれていました。紅葉したもみじの下に設けられた赤毛氈の茶席から立ち上る芳ばしい茶の湯煙と、綺麗どころの姿が大変印象的でした。
楓の紅葉(イメージ)
題 楓陰茗話
紅於樹下布毛氈 紅於樹下、に毛氈を布き。
清話閑談作茗筵 清話、閑談、茗筵を作す。
楓蔭囲炉浸風雅 楓蔭に、炉を囲んで風雅に浸れば。
芳香數椀嫋茶煙 芳香、數椀、茶煙嫋かなり。
<紅(クレナイ)に色づいた樹の下に毛氈を敷き。 友と語らいの茶席を設ける。楓(紅葉)のもとで茶の風雅を楽しめば。 茶の湯煙がゆらゆらと立ち上り、辺り一面芳しい香りたちこめる>
紅於樹下: クレナイに彩られた樹の下 茗筵 : 茶席 楓蔭: 楓のもと 芳香: 芳しい香り 嫋: (タオヤカ)茶の湯がゆらゆら立ち上る様
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