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2008年12月

写真 紅葉の古寺めぐり 6 芳徳寺

六 芳徳寺

柳生家の菩提寺として、宮本武蔵の大河ドラマでお馴染みの沢庵和尚を開祖とした     [芳徳寺] は、奈良市の東端柳生の里の小高い丘の上に在ります。今も立派な道場も現存し、又本堂には剣豪柳生十兵衛、沢庵和尚の遺品が展示されています。此処の紅葉も美しく、本堂の窓越しに見る境内の紅葉は、深紅に染まり印象的でした。

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         本堂から庭園の紅葉を望む  

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          窓越しに見る紅葉

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写真 紅葉の古寺めぐり 5 円成寺

五  円成寺

奈良東大寺から柳生に通じる柳生街道は、今も所どころ石畳の古道が残っていて,[春の坂道]の当時を想い偲ばせます。[円成寺]はその柳生街道沿いの忍辱山に在ります。池を中心とし「浄土式庭園」は奈良では他に見られない平安時代の趣を伝える名刹で、近くの浄瑠璃寺に勝るとも劣らない素晴らしい庭園です。

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                築島の紅葉

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         回遊式庭園の紅葉

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写真 紅葉の古寺めぐり 4 正暦寺

四 正暦寺

奈良市の南東天理市に接する菩提仙川の渓流に沿って紅葉の名所「正暦寺」が在ります。又この清流の水を使って醸造されたお酒は、「菩提泉酒」と言われ至極上酒で日本清酒発祥の地と伝わっています。渓流沿いのもみじは素晴らしく、特に数寄屋造りの「福寿院客殿」の庭園越しに眺める紅葉は一幅の絵を見る様な美しさです。

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                   境内の紅葉

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          福寿院客殿の庭園     

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        客殿から境内の紅葉を望む

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写真 紅葉の古寺めぐり 3 長谷寺

 三  長谷寺

京都清水寺と並び称される廣い檜舞台が聳える本堂には、御丈3丈3尺の観音さまがお立ちになり、別名「花の御寺」とよばれる観音霊場「長谷寺」は、四季おりおり境内に彩りを添えます。特に春の牡丹と櫻は、長い石段の登廊と共に長谷寺の象徴です。しかし紅葉の季節も初瀬山を紅に染め本堂の舞台から眺める朱色の五重の塔がいっそうが映える季節です。                                              
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       本堂の舞台から五重の搭を望む

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      本堂の舞台から望む境内

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写真 紅葉の古寺めぐり 2 浄瑠璃寺

二  浄瑠璃寺

京都府南山城、当尾の里の「浄瑠璃寺」は別名「九体寺」とも呼ばれ本堂には九体の阿弥陀さまが安置され又、平安時代の貴族が極楽浄土を夢見て通った庭園でも有名です。「阿字池」を中心に東岸(現世)に三重の搭、西岸(彼岸)に寄せ棟造りの瀟洒な本堂を配置した浄土式庭園で、如何にも平安貴族好みの様式の寺院です。紅葉の季節本堂から阿字地越しに眺める三重の搭は、心が洗われる様な光景です

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            三重の塔

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            庭園の祠と紅葉

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          阿字池と三重の搭

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写真 紅葉の古寺めぐり  1 室生寺

紅葉の古寺を訪ねて

今月は漢詩を休み趣を変えて、12月初旬に奈良近郊の紅葉の名所を訪ねた時撮った写真を「紅葉の古寺めぐり」と題して掲載致します。今年は11月初旬、急に冷え込み「紅葉の色づきも美しい」との報道もありましたので、期待しましたが、少し時期が遅かったのでしょうか、思うような写真は撮れず残念でした。

一 室生寺

清流の室生川に架かる太鼓橋を渡るとそこは平安仏教の美術の宝庫「女人高野」と親しまれています「室生寺」の幽深の世界です。奥の院に通じる石段を登れば鬱蒼とした杉の大木の中に佇む「五重の塔」は国宝で、その優美な姿は余りにも有名です。
春の「石楠花」と共に秋の「紅葉」は特に素晴らしく、山紫水明の室生の里を錦に彩ります。

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       室生川に架かる太鼓橋と室生山

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          山門と楓の紅葉

          

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漢詩 自然詩 紅葉の茶席

        紅葉の茶席 

今年は源氏物語千年記の記念の年で、京都、宇治では、源氏物語ゆかりの色々な記念行事が行われた様です。たまたま茶処宇治に在る「黄檗山万福寺」(唐様式の大伽藍で有名な寺院)にスケッチに行った時、源氏物語の行事とは関係ないかも知れませんが、広大な境内のあちこちで茶会が開かれていました。紅葉したもみじの下に設けられた赤毛氈の茶席から立ち上る芳ばしい茶の湯煙と、綺麗どころの姿が大変印象的でした。               

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           楓の紅葉(イメージ)

                 題  楓陰茗話

紅於樹下布毛氈   紅於樹下、に毛氈を布き。

清話閑談作茗筵      清話、閑談、茗筵を作す。

楓蔭囲炉浸風雅     楓蔭に、炉を囲んで風雅に浸れば。

芳香數椀嫋茶煙      芳香、數椀、茶煙嫋かなり。                     

<紅(クレナイ)に色づいた樹の下に毛氈を敷き。 友と語らいの茶席を設ける。楓(紅葉)のもとで茶の風雅を楽しめば。 茶の湯煙がゆらゆらと立ち上り、辺り一面芳しい香りたちこめる>

  紅於樹下: クレナイに彩られた樹の下  茗筵 : 茶席   楓蔭: 楓のもと        芳香: 芳しい香り    嫋: (タオヤカ)茶の湯がゆらゆら立ち上る様

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