漢詩 新春の夜の雪景色
夜の雪景色
新雪は美しく、清らかさを感じます。しかし同じ雪景色でも時と場所によって随分感じが違います。朝から降りしきる雪は堆く積もり竹の枝も今にも折れんばかりの一面銀世界。 夜には漸く雪も止み、雲間からさす月光に照らされ、簾越に見る庭は凍てつく冷気に包まれ一層明るく、木の枝は青白く輝く雪の花盛り。奥深い新春の夜の雪景色
題 夜 雪
銀沙三尺玉臺成 銀沙三尺玉臺と成し。
屋外時聴竹折聲 屋外時に聴く竹折の聲びき。
樹照月光六花發 樹は月光に照らされて六花を發き。
幽庭夜雪隔簾明 幽庭の夜雪、簾を隔て明るし。
< 降りしきる雪は三尺もうずたかく積もり。 竹林も雪の重みで時に折れる響きが聞こえる(銀世界)。
月光に照らされた枝の雪は満開の花盛り。静かな庭の夜の雪景色は簾越しに昼の様に明るく幽玄の様相 > 銀沙: 雪 三尺: 沢山の形容 玉臺成: 玉坐(台)の様に高く積もる 六花: 雪の花 幽庭:閑かで奥深い庭
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