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2009年5月

漢詩 自然詩  梅天閑詠

梅雨の山郷

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           梅天の三岳山

故郷、大江町には(現福知山市大江町)千丈嶽を中心として周囲に美しい山々(大江山連山)が連なっています。これらの山山は春夏秋冬それぞれ違った美しい彩りを添えますが,梅雨の紫陽花の花咲く頃の烟雨に煙る三岳山の姿も、心が和む山里ならではの素晴らしい景色です。

    題   梅天閑詠   

宿雨山郷濛鎖空      宿雨山郷 濛として空を鎖ざし。

西望三嶽暗雲中      西のかた 三嶽を望めば 暗雲の中。

紫陽花発纔忘鬱      紫陽花発いて纔(わずか)に鬱(うつ)を忘れ 

閑座煎茶田舎翁      閑座して茶を煎る田舎翁。

< 夜来の雨で山郷は濛々と煙霧に煙り。遠く西の彼方には三嶽の山山が暗雲に浮かんでいる。
(軒先)に咲く、清楚な紫陽花の姿にしばし鬱を忘れて。     庵では、この素晴らしい梅天の 光景を眺めつつ、 翁が閑かに茶を楽しんでいる。>

宿雨 :昨夜からの雨    三嶽: 山の名(三岳山)     閑座 :閑かにす坐る            

煎茶:  お茶を楽しむ

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                             雨後の紫陽花                                 

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